ワルシャワ労働歌 ― 2012/05/01 05:20:39
さらに調子に乗って「ワルシャワ労働歌」
Internatioanl ― 2012/05/01 05:07:38
本日は5月1日。本当のメーデー。
ここはやはり「インターナショナル」を
メーデー ― 2012/04/29 10:34:48
昨日(4月28日)は第83回メーデー中央大会だったようですね。メーデー集会が5月1日ではなくなったのは何時の頃からだったでしょうか。
メーデーといえば、やはり「メーデー歌」
なんといっても「汝の部署を放棄せよ」のフレーズ。同盟罷業は労働者の基本的権利。
The RIAS Bach Cantatas Project (RIAS studio recordings from Berlin, 1949-1952) ― 2012/04/20 05:00:00
第二次戦後になり指揮者として颯爽と登場したカール・リステンパルトは、当初、RIAS(Radio in the American Sector) of Berlinの指揮者となっていた。ここで、バッハ・カンタータの全曲録音プロジェクトが計画され録音を開始したのである。しかしながら財政的な理由から録音は未完のまま中断されてしまった。これらの録音はレコードとしてすら発表されることはなかったものが、今年初めて保存状態の良い一部がCDおよびMP3音源として発売されることとなった。
録音年代は1949-1952であるが、いずれも状態の良い録音である(当然モノラル録音)。演奏解釈は、その後あたかも主流派の様に奉り上がられてしまったリヒターのような重厚さ、厳格さはなく、むしろ今日的といってもよいような、過剰な部分のない軽快なものである。楽器こそ現代楽器であるが、その後やってくるオリジナル楽器による演奏解釈を先取りしているかのように思われる。
歌手陣には、アグネス・ギーベル(ソプラノ)、ヘルムート・クレプス(テノール)そしてディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)など、バッハ演奏の常連が出演し充実している。
その後バッハ・カンタータの優れた録音が数多く行われていることを知っている現在、この古い録音をわざわざ聴かねばならない必要性は低いかもしれない。しかし、当時の演奏スタイルへのステレオタイプを破り、敗戦後ドイツの復興への思いを秘め、現在でも新鮮なスタイルのこの演奏には傾聴すべき価値があると思う。
録音はCDとMP3の2種が販売されている。価格的にはMP3の方が安価。
AmazonのMP3は著作権コントロールもかかっておらず取り扱いやすいのだが、海外のAmazonサイトの価格にに比べると一般的に割高なのが難。何とかならないものか。
行船公園 ― 2012/04/19 08:00:00
今年の桜 ― 2012/04/14 09:56:24
芝増上寺のさくら ― 2012/04/02 23:59:59
ストローブ=ユイレ「アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記」[DVD] ― 2012/01/25 05:55:00
20012年1月16日、アムステルダムの自宅でグスタフ・レオンハルト氏が逝去されました。83歳でした(1928年5月30日生)。心よりご冥福をお祈りいたします。
レオンハルト氏の訃報に接し、本作品を思い出して注文、早速視聴しました。同じように、本作品に興味を持たれた方々のためにちよっと私見などを書き散らします。
■本作品はけして取っ付き易くはありませんが、さりとて、難解そうだからといって敬遠してしまうのはとてももったいない「映画」です。確かにレオンハルト等の演奏にのみ興味がある方にとっては色々と違和感かあるもしれません。しかし、本作はあくまでもストローブ=ユイレ監督の「映画」なのです。レオンハルトが、誰もが思い出すバッハの肖像画とは「似ていない」のも、本作が「映画」だからです(解説冊子にストローブの語るこの辺の由来が載っています)。
■ストローブとユイレが、本作を構想し、当時ほとんど無名と言いってよいレオンハルトに出演を依頼したのが1957年。1959年にはショット構成台本等がほぼ完成。ところが資金集めに大変手間取り、ようやく1967年に撮影されました。アート指向の映画に金が集まらないは何時の時代も同じようです。
■基本的には、時系列にそった主にアンナ・マグダレーナの語りと資料(手紙や楽譜等)、演奏の映像から構成されています。語りも映像も極力演出や感情表現を廃して、非常にストイックで淡々と表現されていきます(全てモノクロ映像なのもその一貫でしょう)。さらに、多くのショットは、ほぼ完全に引きのショットで固定されおり、演奏者全体を見渡す構図となっています(稀に演奏者にズームしていくものもある)。その固定され引いたショットの構図は、演奏者全体の配置や教会での演奏場所、窓や装飾等の見せ方等々、驚くほど緻密につくられており「その場で見ていること・場所」を強く意識させるものだと思います。
■演奏は全て撮影と同時録音(しかも一部を除き一本マイク)されており、音楽もまた「その場で聴いていること・場所」を意識させるものなのだと思います。さらに、資料研究に基づいた、ピリオド楽器とオリジナル奏法の復元による演奏というレオンハルトやアーノンクールの活動は、ストローブ=ユイレの「その場で見ている」「その場で聴いている」という演出の構造とパラレルな構造にあり、映画全体を支える重層的な構造を与えているのだと思います(だからこそストローブ=ユイレはレオンハルトやアーノンクールを起用したのではないのだろうか?)。
■本作はよくある「音楽映画」でもないし、演奏の「記録映画」でもありません。あくまでもストローブとユイレによる「映画」なのです。是非この「映画」を楽しんでください。ちょっと値段が高いですが思い切って買う価値があると思います。ここは<★★★★★>(5つ星)で。
Bach: Great Religious Vocal Works ― 2011/09/01 06:17:00
軽快なテンポが特徴のバッハの宗教曲集。受難曲2曲、クリスマス・オラトリオはGrossmann(グロスマン)指揮、ミサ曲はGrischkat(グリシュカート)指揮。不勉強で全く知らなかったのですが、グロスマンはウィーンの合唱指揮者・指導者としてよく知られた方なのでした。
オリジナルはVoxで、録音はすべて1950年代です。パッケージの表示ではヨハネ受難曲1950年、マタイ受難曲1959年、クリスマス・オラトリオ1959年、ミサ曲ロ短調1958年となっています。しかしBach Cantata Websiteによると、Grossmannのヨハネ受難曲は1950年で正しいようですが、マタイ受難曲が「1954年以前」、クリスマス・オラトリオが「1952年」というのが正しいようです。実際、3曲ともモノラル録音です。Grischkatのミサ曲ロ短調は1959年でステレオ録音。一番新しいだけあって録音状態はこれが一番良いようです。
■CD1-2がヨハネ受難曲。録音は1950年モノラルという年代からするとかなり良好だと思います。冒頭「管楽器のピッチが変?」と思ってしまったのですが、ここはもともと不協和音で演奏されるところで、管楽器が強調された演奏のため不協和音がやけに目立つようです。切迫感や緊迫感を強調する狙いなのでしょうか。それほどゆったりしてはおらず、当時としてはむしろ軽快な演奏でしょうか。「ピッチが変?」の思い込みから離れて、だんだん聴きこんでいくと印象が変わっていってとても良い演奏だと思うようになりました。独唱者はみな良く歌っています。合唱は少年ではなく女声のみのようです。声を張り上げるような合唱の歌い方には好き嫌いあるかもしれません。テノール(エヴァンゲリスト)はFerry Gruber。最初、少し頼りないかなと思ったんですが、歌唱は流麗でした。この方は、主に、オペラ、オペレッタで活躍した人です。
■CD3-5がマタイ受難曲。「実際は1954年以前」のモノラル録音です。ヨハネより少し録音の状態が良くないようです。合唱は女声と少年がともに演じているようです。さらに、一部のソロにも少年が歌っているところがあるようです。これらの少年はクレジットされていませんが、もしかするとウィーン少年合唱団かもしれません。もちろん独唱者たちも良く歌っていると思います。
■CD6-8がクリスマス・オラトリオ。実際には「1952年」のモノラル録音ということでが、これもヨハネより少し録音の状態が劣っているかもしれません。合唱は女声が演じているようです。受難曲に比べて演奏がリラックスしていて、クリスマスに相応しい、穏やかさが感じられます。ソロ歌手も、ノビノビと歌っていると思います。Grossmannの3曲の中では一番聴きやすいかも知れません。
■CD8-10がミサ曲ロ短調。Girschkatの録音は1958年の唯一のステレオ録音。独唱者はGrossmannよりも優れていると思います(Wunderlichがいるくらいですから)。演奏は重くならず、晴れやか穏やかといった感じで好感が持てます。しかしなんといってもこの曲の目玉はWunderlichで、そのアリアを聴くのが最大の目的でしょうね。Wunderlichの出番は少ないので全部買うのか?、という躊躇は残りますが。
他の指揮者と違って合唱の指揮者ということなので、Grossmannの3曲は興味深い3曲となっています。特に、ヨハネ受難曲は合唱の曲でもあり、良い演奏だと思います。また、クリスマス・オラトリオも、リラックスしてクリスマスを寿ぐのに相応しい演奏だと思います。マタイ受難曲は少年の合唱が、イエスの緊迫した状況を浮かび上がらせます。そして、いずれの曲も(当時としては珍しい?)軽快なテンポが新鮮です。Grischkatは、結局Wunderlichを聞く曲かもしれませんが、他の歌手も優秀ですよ。
何というか、「是非聞いて下さい」という訳ではないんですが、1950年代録音の代表作として、特に合唱に興味のある方、Wunderlichに興味のある方には、「聞いて損は無い」と言っても良いものです。といことで、星4つ<★★★★>と評価します。
Jascha Heifetz : Bach Sonatas & Partitas ― 2011/08/31 05:05:00
1952年の録音。音質は年代なりといった感じ。ところで、この録音なぜが擬似スレオのようだ。シェリングの55年の録音(1回目の全曲)も擬似ステレオ録音で販売されている。この時代の「流行りもの」だったのだろうか。オリジナルのモノラル録音のマスターは失ってしまったのか、あるいは状態が悪いのか。今となっては素直なモノラル録音の方を聞きたいものだ。
ハイフェッツは技術が高いので、その技術で、より端正で明快なバッハの音を作ることに成功していると思う。同時期には、何人かのバイオリニストが無伴奏ヴァイオリンを全曲録音しており、特にシゲティ、シェリングやマルツィは録音時期が比較的近いのではないだろうか。この4人の演奏は全く違う、技術と音楽性によって全く異なる無伴奏ヴァイオリンを作り上げている。
それぞれ優れた演奏だとと思うが、その中でも、構築性と透明性でハイフェッツは抜きん出ており、非常に明快なバッハを聞くことが出来ると思う。技術の高さが、作品理解における明快性を産みだしているのだろう。
その後現在に至るまで、バッハ無伴奏の名演には事欠かないが、やはり50年代を代表する歴史的演奏の一つにに数えられると思う。



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