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サブウーファーを使ってみた。2013/02/10 06:46:00

★サブウーファーが欲しい

■現有のオーディオスピーカーは6.5cmシングル・ユニットのフルンジスピーカー。従って、再生周波数帯域は狭く、カタログ上[100Hz~25kHz(-10dB)]だが、実際の下限はもっと高い周波数と思われる 。

■実際に、適当な安物(約400円]マイクとPCを使うという安易かつ簡易的な方法で、周波数特性を計測をした[簡易周波数特性計測装置]。その結果、下限は100Hzと200Hzの中間ぐらい(150Hzくらい?)という結果になった。やはり低音出てないです。

オーディオの科学 を参考にアクティブ・サブウーファーの導入を考えた。フルレンジの周波数特性からすると、サブウーファーで40Hzー100Hzの音を再生をしようと思うわけである。ところが、サブウファーは重くて高い。これはと思う機種は価格5万円~10万円当たり前、重さも1Kg以上あって、家における場所がないではないか(ToT)。さらに、使用中のフルデジタルアンプにはサブウーファアウトも"LINE Out"もないという無々づくし。さあ、困った。困った。(-_-)


★TV用サブウーファーを利用

■ところが、偶々「TV専用アクティブ・サブウーファー」(ホームシアターセットではなくて、単体でTVに繋ぎ、TVのスピーカの低音を補うというコンセプト)なる商品を見つけた。周波数特性:40Hz~180Hz;スピーカー:120mmコーン型ユニット(8Ω);光デジタル音声入力有り;再生周波数コントロール(40Hz~180Hz)機能付き。アウトレットで送料込み約2,500円は安い!!ので購入した。まあ、テレビ用ですから期待はしていないけど。


■フルデジタルアンプの光デジタルパススルーを使って、TV用サブウーファに接続。あとはクロスオーバー周波数とボリュームの調整。

「簡易的な周波数特性測定装置」を使って、sin波スィープによりクロスオーバー周波数とボリュームを調整。まあこんなものか。サブウーファーは50Hz位からしか出てないけど。50Hzから100Hzがフラットになったと思う。


★サブウーファーの効果

■調整がある程度できたと思ったところで、フルレンジの音を消して、サブウーファーの音だけを聴く。近所迷惑なのでボリュームを比較的絞っていることもあって、サブウーファーはかすかに「ヴォーン・ヴォーン」と鳴るだけ。100Hz以下の音なんてこんなものでしょうか。位相の調整なんて高級なものはついてないので、サブウーファーはスピーカーの中間のおける場所においてお終い。

■いよいよ、音楽を流してみる。ところが、ちょっと聞いても低音が出ているのかどうかよく分からないが、注意深く聞くと低音は出ているような気がする。曲にもよるが、交響曲でも低周波が鳴らしっぱなしということは稀なよう。オルガンだと偶に長々と低周波が長く鳴る。そういう場所では確かに効果があり低音が出ている。フーン。サブウーファーって以外に地味な効果なのね。でも今まで聴こえなかったCDに入っていた音が聴こえて嬉しい(^o^)。

■スピーカーの音色が可成り違うので繋がりが悪いような気がしないでもない。まだ、多少調整の余地貼るかもしれないが、2,500円の限界と思って、納得することにした。この音に慣れてくると、これが自然に感じるようになるかもしれないし…

■【追記】ブラームスの交響曲第1番の冒頭とか、印象変わります。