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Georg Solti: Charisma and Vitality2012/10/16 05:00:00

Georg Soliti: Charisma and Vitality

■Charisma and Vitalityのタイトル通り、どの曲も力強く豪快かつ明快な演奏です。まさに圧倒されます。ただ、ステレオ録音の内、幾つかのトラックは左右が反転しているらしくて残念。まあリッピングすれば反転させてもとに戻すのは簡単だからいいんですけど。

■CD1~2枚目は、オペラ序曲。ステレオ録音。猛烈な勢いと音量にに圧倒されます。CD1のトラック1から5とCD2のトラック1は左右が反転しているように思われます。

■CD3はベートーベンでヴィルヘルム・バックハウスとのピアノ協奏曲5番、CD4はミッシャ・エルマンとのバイオリン協奏曲。CD3はモノラル録音、CD4は擬似ステレオのようです。何れも重鎮との雄渾な演奏です。

■CD5はショルティのピアノで、ゲオルク・クーレンカンプとのブラームスバイオリンソナタ1番2番。モノラル録音。爽快な印象で本セットのなかではこれが一番気に入っています。

■CD6は、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団とのシューベルト交響曲第5番とチャイコフスキー弦楽セレナード。ステレオ録音。イスラエル・フィルのド迫力に圧倒されます。ただし、チャイコフスキーは左右が逆になっているようです。

■CD7は、マーラー交響曲1番。モノラル録音。輪郭を強調したような明確な演奏。

■CD8は、バルトーク。擬似ステレオか?これも輪郭の強調された明確な演奏。

■CD9~10は、ヴェルディのレクイエム。これも擬似ステレオらしい。レクイエムだけど豪快。