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三菱地所「大手町ビル」2008/06/21 23:59:59

大手町ビル(2008年6月6日撮影)

2008年6月6日撮影
大手町ビル
設計監理:三菱地所
施工:大成建設
千代田区大手町1-6-1
1958年

大手町の讀賣新聞社,、産経新聞社の隣、本郷通りから外堀通りまでの1ブロックを使った長大なビルです。外見は、淡々とした表情ですが、横線が強調され、いかにもオフィスビルといった面持ちです。

今年で、竣工からちょうど50年ということで、本郷通り側のウインドウには、起工、工事中、竣工当時の写真が掲示されており、当時の大プロジェクト振りがうかがえます。実際、大成建設のサイト、『大成建設の歩み』によれば「当時、丸ビルを抜いて東洋一の延床面積を持つ日本最大のマンモスビルとなる。地下3階、地上9階、塔屋3階、鉄筋コンクリート造り、延111,273平方メートルの巨大な外観が人々を圧倒した。」とあります。

写真右は、外堀通り沿いの入口から本郷通り沿いの入口を見たものですが、本郷通り側の入口はよく見えません。

メンテナンスも良くされ、現役のオフィスビルです。周辺は再開発ラッシュですが、独特の存在感の持ったこのビルが生かされて欲しいものです。

【参考サイト】
三菱地所「大手町ビル」
『大成建設の歩み』14. 開かれた日本へ、世界へ 〜復興の完了と国際化への基盤づくりを推進する事業〜

【参考文献】
倉方俊輔、斉藤理「東京建築ガイドマップ」エクスナレッジ、2007年


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