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葛西万司「旧盛岡貯蓄銀行(盛岡信用金庫本店)」(1929年)2009/10/18 04:43:34

2009年10月10日撮影: 旧盛岡貯蓄銀行(盛岡信用金庫本店)

2009年10月10日撮影
旧盛岡貯蓄銀行(盛岡信用金庫本店)
設計:葛西万司(辰野金吾の後輩で共同事務所を経営していた人)
岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目4番6号
竣工:昭和2年(1927年)

旧盛岡銀行の角を曲がるとすぐに、旧盛岡貯蓄銀行(現在、盛岡信用金庫本店)を見ることができます。昭和52年に盛岡市保存建築物指定をうけるながら、)現在も盛岡信用金庫の本店として利用されています。

辰野の後輩の葛西の設計です。列柱が特徴のネオ古典様式でしょうか。昭和初期の金融機関建築をよく現しています。

以下「盛岡信用金庫本店建物」説明文から。

「昭和52年12月、盛岡市の保存建造物に指定されています。
この建造物は、昭和2(1929)年に盛岡貯蓄銀行の店舗として完成、その後、昭和33(1958)年に<もりしん(盛岡信用金庫)>が譲り受け本店としたものです。
設計は岩手県出身の葛西萬司。建物の主体構造は、鉄筋コンクリート造り。外観は、石堀で飾られた花崗岩の壁面と正面にとっしりと立ち並ぶ6本の列柱。内部は1階の営業室などに照明器具、柱の装飾、2階各部屋の扉と上部に埋め込まれたカラフルなステンドグラス、柱、天井の石膏レリーフ模様などの装飾には、大正時代の近代デザインの影響がうかがえます。」


【参考サイト】
盛岡信用組合トップページ
ウエブもりおかホーム>まちづくり>もりおかの環境>盛岡市の保存建造物

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